ガールズバーはやめたほうがいい?給料の実態と「10%天引き」の正体を解説

ガールズバーはやめたほうがいい?給料の実態と「10%天引き」の正体を解説

「ガールズバーはやめたほうがいい、って本当?」

求人票には高時給が並ぶのに、悪い話も目に入ると迷いますよね。

Yahoo!知恵袋には「時給が10%引かれて1000円なのですが、この10%は何なのでしょうか。違法なものなのでしょうか」という相談が繰り返し投稿されています。

やめたほうがいいかどうかは、店によって答えが変わります。

判断の分かれ目は「引かれるお金の中身を説明できる店か」です。

本記事では、求人統計と国税庁の基準をもとに、夜職ガイド編集部が手取りの実態を整理します。

目次

ガールズバーはやめたほうがいい?まず結論

先に、判断の軸をはっきりさせます。

ガールズバーはやめたほうがいい?まず結論

仕事そのものより、店の運び方に差が出ます。

ガールズバーがやめたほうがいいと言われる理由

よく挙がる理由は、次の4つに集約されます。

  • 求人票の時給と、実際にもらえる額が違う
  • 説明のない天引きがある
  • お酒をすすめられる場面が多い
  • 生活リズムが崩れやすい

このうち上の2つは、入店前に確認すれば避けられます

やめたほうがいいかどうかは店ごとに分かれる

同じ「ガールズバー」でも、条件の出し方は店で大きく違います。

求人統計を見ても、最も求人数が多い給与帯は時給1,428〜1,857円で、広告の高時給とは開きがあります。

差が出る前提で、確認の仕方を身につけるほうが現実的です。

ガールズバーの給料相場|時給は約2,000円前後

判断の土台として、相場を押さえます。

ガールズバーの給料相場|時給は約2,000円前後

平均値は、あくまで店舗差をならした数字です。

ガールズバーの平均時給と最も多い給与帯

求人統計データでは、平均時給は約1,990〜2,290円とされています。

一方で、求人数が最も多い帯は時給1,428〜1,857円です。平均と体感がずれる理由がここにあります。

求人ボックス「ガールズバーの仕事の年収・時給(求人統計データ)」
引用:求人ボックス「ガールズバーの仕事の年収・時給(求人統計データ)」

ガールズバーの月収の目安

月収は出勤回数で大きく動きます。

出勤時給のみの目安バック込みの目安
週2回約7万円7〜9万円
週3回約10万円10〜13万円
週5回約18万円18〜26万円

時給1,800円を基準にした試算です。バックの有無で幅が出ます。

【エリア別】ガールズバーの平均時給

地域差は、想像より大きく出ます。

東京都(最高水準)約2,500円
大阪約1,800円前後
福岡県(最低水準)約1,780円
地方都市約1,500円前後

東京と福岡で、約700円の開きがあります。

ガールズバーの求人票の高時給が実額と違う理由

「時給の嘘」と言われる部分を分解します。

仕組みが分かると、面接で聞くべき質問も決まります。

「時給3,000円〜」表記の読み方

金額の前に付く「〜」は、上限ではなく下限を示す書き方です。

知恵袋にも「ガールズバー時給3200円〜は怪しいと思いますか?【全員採用をお約束します】と記載されており…」という相談が投稿されています。

実際に適用される額は、体入時に金額で確認するのが確実です。

バック込みの数字になっている場合がある

広告の高時給は、指名やドリンクのバックを足した想定額のことがあります。

バックの種類単価の目安
ドリンクバック100〜200円(店により200〜500円)
指名バック500〜1,000円/回
同伴バック1,000〜3,000円/回
ボトル・シャンパンバックバック率10〜30%

バックは客足で変わるため、毎月同じ額にはなりません

求人票で必ず確認したい項目

次の4点を聞いておくと、入店後のズレが減ります。

  • 体入時の時給と、本入店後の時給は同じか
  • 給料から引かれるものと、その金額
  • バックの単価と、付く条件
  • 日払いの可否と、日払い時の手数料

いずれも、答えを濁されたら距離を置く判断材料になります。

ガールズバーの給料から引かれる「10%」の正体

相談が一番多いのが、この天引きです。

国税庁が計算方法を公表しているので、そこを基準に見ていきます。

源泉徴収なら税率は10%ではなく10.21%

報酬として支払われる場合、税率は10.21%です。

国税庁は、バーやキャバレーの経営者がホステスなどに支払う報酬について、次のように定めています。

報酬・料金の額から同一人に対し1回に支払われる金額について、5,000円にその報酬・料金の「計算期間の日数」を乗じて計算した金額(略)を差し引いた残額に10.21パーセントの税率を乗じて算出します

引用:国税庁「No.2807 ホステス等に支払う報酬・料金」

給与として支払われる店では、給与の源泉徴収になるため計算が変わります。

5,000円×日数を引いてから計算する

見落とされやすいのが、この控除です。

国税庁の具体例では、31日間で報酬75万円の場合の計算が示されています。

報酬75万円(3月1日〜3月31日)
控除5,000円 × 31日 = 15万5,000円
計算(75万円 − 15万5,000円)× 10.21%
源泉徴収額6万749円(報酬の約8.1%)

「計算期間の日数」は営業日数や出勤日数ではなく、初日から末日までの全日数とされています。

つまり支払いのたびに一律10%を引く形は、この計算とは違う形だと分かります。

店に聞いてよいこと
  • この10%は税金ですか、それとも店の手数料ですか
  • 報酬扱いですか、給与扱いですか
  • 年末に源泉徴収票や支払調書はもらえますか

説明できる店かどうかが、判断の分かれ目になります。

税金以外に引かれる「引きもの」

税金とは別に、店ごとの天引きがあります。

送迎代500〜1,000円
クリーニング代約500円
雑費・厚生費約500円
日払い手数料店により設定あり

1日あたり1,500円引かれると、時給2,000円で5時間働いた分の15%に相当します。

【比較】他の夜職とガールズバーの給料の違い

横並びで見ると、位置づけがはっきりします。

業種時給・月収の目安特徴
ガールズバー時給約2,000円カウンター接客・未経験が入りやすい
キャバクラ時給約3,000〜5,000円指名の比重が大きい
ラウンジ店舗差が大きい高級店は日給3万円級
コンカフェ本業時の月収25〜30万円コスプレ接客・時給は控えめ

時給だけを見ると控えめですが、ノルマの軽さを理由に選ぶ人もいます

やめたほうがいいガールズバーと、そうでない店の違い

ここまでを、店選びの基準にまとめます。

確認する場面やめたほうがいい店続けやすい店
天引きの説明内訳を答えられない項目と金額を明示する
時給の提示体入だけ高い本入店後も同じ
給与の扱い書面が一切ない明細や書類がある
飲酒断れない空気がある飲まない選択ができる

1つでも左に当てはまるなら、他の店も見てから決める価値があります。

ガールズバーの実額を確かめる方法|体入で確認する

求人票では見えない部分は、1日働けば分かります。

STEP
気になる店・紹介サービスに申し込む

希望のエリアと勤務条件を伝えます。複数店をまとめて比べやすくなります。

STEP
体入で1日働いて実額を見る

その日にいくら渡されたかと、引かれた金額の内訳を確認します。

STEP
納得できたら本入店を決める

条件が合わなければ断って問題ありません。複数店を比べてから決められます。

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サービスの口コミや登録の流れは、別記事「ノミネーション(Nomination)の口コミ・評判は?」で解説しています。

ガールズバーの給料に関するよくある質問

相談の多い疑問をまとめました。

給料から毎回10%引かれるのは普通ですか?

報酬としての源泉徴収なら税率は10.21%で、5,000円×日数を差し引いてから計算します。一律10%を毎回引く形は、この計算とは異なります。何の10%かを店に確認してください。

ガールズバーはやめたほうがいいですか?

店によります。天引きの内訳を説明でき、体入と本入店で時給が変わらない店なら、条件面のリスクは小さくなります。

求人の「時給3,000円〜」は本当ですか?

下限を示す書き方で、バック込みの想定額が含まれる場合があります。求人統計では最も求人数が多い帯は1,428〜1,857円です。

扶養内で働けますか?

報酬扱いか給与扱いかで判定が変わります。金額の管理が必要になるため、支払いの形を先に確認しておくと安心です。

日払いでも税金は引かれますか?

支払いのたびに源泉徴収される場合があります。日払い手数料が別に引かれる店もあるため、内訳を確認してください。

まとめ:ガールズバーは「引かれるお金」を説明できる店を選ぶ

この記事のまとめです。

やめたほうがいいかどうかは、業種ではなく店で決まります。

体入の流れを先に知っておきたい人は、別記事「ガルバの体入とは?当日の流れ・時給・持ち物と即日で働ける店の探し方」もあわせて参考にしてください。

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